2025.夏の思い出
- 凛鍼灸院
- 9月20日
- 読了時間: 2分
更新日:9月28日
この夏は、湯河原豊かな自然と、美味しい料理に癒されながら、心と体をゆったりと養う一日を過ごしてきました。
旅行において楽しみといえば、やはり「食」…これは外せませんよね。
湯河原に行く先を決めた後、お宿を決める際、食事優先でまず検索を開始。
美味しい食事のお宿で検索するとヒットしたのが、美食のお宿「瑞月」
湯河原の高台にあり、眺めの良いお宿。お食事は美食の宿を掲げているだけに、どれも絶品でしたが、その中でも衝撃的に美味しい一品が‼なんと、朝ご飯に‼
その一品(アジの干物)が出てきたとき、「あ~。アジの干物ね。海も近いし、旅館の朝ご飯の定番よね。」と私の心はつぶやいていました。
「このアジの干物は、頭からしっぽまで全部食べれることができるんですよ。」と女将さんが優しく一言。
「骨もあって硬いんじゃない?頭なんて苦そう・・・。」と半信半疑でパックと一口。でも、びっくり!頭も骨もサックと噛めて、全然痛くない。苦みもない。
身はふっくら柔らかくて、噛むほどに旨味が広がる・・美味しすぎて、人生〇十年で初めての干物体験でした。
アジの干物のおいしさに感動仕切りの私たちを見て、女将さんが親切に調理の秘訣も教えてくれました。
グリルはまずしっかり温めてからスタート。最初はアルミホイルを軽くかぶせて蒸し焼きのように火を通し、仕上げにアルミホイルを外して香ばしい焼き目を入れるのがコツだそうです。水を張ることのできるグリルなら水を張ってからアジを焼くとふっくらと焼きあがるそうです。
ちなみに小田原の干物屋さんから仕入れたアジだそうです。
東洋医学では「脾胃(ひい)」=消化の働きが、体の気血の源をつくると考えます。朝に温かく滋養のある食事をとることは、一日の活力を整える大切な養生法。瑞月の干物は、まさに自然と調和しながら“養生の一膳”を体感できるものでした。
皆さんも機会があればぜひ訪れてみてください。そしてご自宅でも、この焼き方を試してみてはいかがでしょうか。




