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鍼灸で眠れる力を取り戻す~不眠へのやさしいアプローチ~

  • 執筆者の写真: 凛
  • 6月1日
  • 読了時間: 2分

長く続く~眠れない夜~

「薬に頼らず眠れるようになりたい」「根本から整えたい」

そんな方に注目されているのが鍼灸治療です。


眠れない状態が続くと、心や体に疲れが溜まり、日中の集中力や気分にも影響を与えてしまいます。

実は、5人に1人が不眠を訴え、60歳以上では3人に1人が睡眠に悩みを抱えていると言われています。



【不眠のタイプ】


入眠障害:布団に入っても、眠りにつくまで30分~1時間以上かかる。

・中途覚醒:夜中何度も目が覚めてしまう。

・熟眠障害:眠ったはずなのに、ぐっすりと眠った満足感がない。

・早朝覚醒:朝早く目が覚め、再び眠れない。


あなたにも、思い当たることはありませんか?


不眠と自律神経の関係


眠れない背景には、自律神経の乱れやストレス反応の過剰が関係していることが多くあります。特に交感神経(活動モード)が夜になっても優位なままだと、体も脳も「休もう」としてくれません。


鍼灸はこんなふうに働きかけます


鍼やお灸は、ツボを通じて自律神経を整え、副交感神経(リラックスモード)を優位にする働きがあります。


・首や肩のコリをゆるめて、緊張型不眠にアプローチ

・三叉神経や後頭神経への刺激で、脳の過覚醒モードをオフにし、眠りモードに切り替えるスイッチをオンへ。不安・緊張・脳疲労が原因のタイプに有効なアプローチ

・手足の末端への鍼通電で血流を促し深部体温を上げたり脳の血流をよくすることで入眠をサポート

・お灸による温熱刺激でリラックス&副交感神経のスイッチをON


~心と体の緊張をほぐし、自然な眠りへ~


「不眠だから眠らなきゃ」と焦る気持ちも眠れなくなる一因です。

鍼灸は、自然治癒力を引き出しながら、心と体の緊張を和らげるやさしい療法。

副作用も少なく、睡眠薬に不安がある方にも安心して取り入れていただけます。


【質の良い睡眠をとるためのポイント】

・寝室の環境を整える(暗くする・湿度などの調節)

・寝る前のスマホやPCの使用を控える

・入浴は、寝る前の1~2時間前にすませる

・寝る前のカフェインやアルコールの摂取を控える

・就寝時間を早めるよりも、起床時間を一定にしていく




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