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つらい頭痛に、鍼灸というやさしい選択を ①

  • 執筆者の写真: 凛
  • 4月19日
  • 読了時間: 2分

~慢性的な痛みを根本からケアする東洋医学のちから~

季節の変わり目や忙しさのピーク。ふと気づくと頭がズキズキ...。

頭痛に悩まされている方は少なくありません。市販薬に頼りすぎず、体にやさしい方法でなんとかできないかと思ったことはありませんか?

そんな時にお勧めなのが鍼灸です。

実は世界保健機関(WHO)も「鍼灸が有効」と認めている症状の一つが頭痛なのです。


【頭痛の種類と原因】

頭痛には大きく分けて次の3つのタイプがあります。

1.緊張性頭痛

首や肩のこり、市政の悪さ、ストレスなどで筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こります。頭をギューっと締め付けられるような、鈍い圧迫感が特徴です。

デスクワークの多い方に出やすい傾向があります。


2.片頭痛

ズキズキと脈打つような痛みが特徴。音や光、においに敏感になることも。自律神経の乱れやホルモンバランス、天候の変化などにも影響されます。


3.群発頭痛

目の奥がえぐられるような激しい痛みがあるタイプ。珍しいタイプで、発作的に繰り返します。


【鍼灸は頭痛にどう効くの?】

東洋医学では、「気・血・水」の巡りの滞りが痛みの原因とされています。鍼灸は、次のような働きで頭痛をやわらげます。


・首・肩のコリをほぐし、血流を改善する

・自律神経を整えてストレスに強い身体にする

・頭部・首まわりの筋緊張を緩める

・ツボを刺激することで“エンドルフィンやセロトニン”などの痛みを和らげる物質の分泌を促すことも研究で示されています。


次回は、鍼灸治療の効果が比較的に高いと言われて緊張型頭痛と発作の時期以外の期間に予防的な目標で治療を行うことが有効な片頭痛について少し詳しくお話しします。


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