妊婦さんの静脈瘤にやさしい鍼灸ケア:東洋医学からのアプローチ
- 凛鍼灸院
- 5月21日
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更新日:6月21日
妊娠期にみられる静脈瘤(特に下肢静脈瘤)は、多くの妊婦さんが経験するマイナートラブルのひとつです。これは、妊娠によるホルモンバランスや血流量の変化、子宮の圧迫が原因となることが多いです。
「血管が浮き出る」「足が重だるい」「夕方になるとむくみがひどい」「ちくちくして痛む」など見た目や不快感に悩む方も。
◇東洋医学的な見方
妊娠期は「血の道症」や「気の滞り」と捉え、気血の流れを整えることを重視します。
◇鍼灸で期待できること
・下肢の血流改善によるむくみ・だるさの軽減
・骨盤周囲の緊張緩和・下大静脈の圧迫軽減
・自律神経調整でリラックス効果も
◇自宅で出来るケアの提案
・長時間の同じ姿勢を避ける
・弾性ストッキングの活用(医師と相談)
・軽いウオーキングや足首のストレッチ
・側臥位(左側臥位)で休む(子宮の静脈の圧迫を軽減)
妊娠中の静脈瘤は、産後自然に軽快することも多いのですが、妊娠なkのQOL(日常生活の質)を下げないことも大切です。
鍼灸はやさしく自然なアプローチで妊婦さんの体の負担をかけずに血流改善を促します。助産師鍼灸師のいる当院へお気軽にご相談ください。