つわりを軽くする方法...鍼灸という選択
- 凛
- 3月1日
- 読了時間: 2分
更新日:5月13日
~妊娠初期のつらさに、そっと寄り添う東洋医学~
妊娠初期に多くの方が経験する「つわり」。
吐き気、嘔吐、胸やけ、唾液の増加、においに敏感になる...など、その症状は人によって様々です。中には、食事がほとんどとれなkなるほどつらい思いをされる方もいらっしゃいます。
つわりは妊娠による自然な変化のひとつですが、だからと言って我慢しすぎなくていいんです。
つわりはなぜ起こるの?
医学的には、ホルモンバランスの急激な変化や自律神経の影響、心理的ストレスなどが関係していると考えられています。
東洋医学では、「腎」や「脾(消化器系)」の働きの変化、「気(エネルギー)」の巡りの乱れなどがつわりの背景にあるとされます。
鍼灸にできること
鍼灸は、体のバランスを整え、自律神経や内臓の働きをやさしく調整する治療法です。
つわりに対しては、以下のようなツボを使って症状の改善を図ります。
・内関:テク部にあるつぼ。吐き気を抑える効果が期待されます。
・足三里:胃腸の働きを整えるツボ。体力回復にも。
・三陰交:冷えやホルモンバランスに関わるツボ。
鍼は非常に細くやさしい刺激で行いますので、痛みの心配はほとんどありません。体調に合わせて、ツボ押しなどのセルフケアもご提案します。
研究でも効果が報告されています。
つわりに対する鍼灸の効果は、海外の研究でも報告されています。
「内関」への鍼刺激が吐き気の軽減に有効だったというろんぶんもあり、安全で副作用の少ないケアとして注目されています。
つわりと向き合うあなたへ
つわりの辛さは、目に見えにくいものです。周りにはなかなか理解されにくいこともあるかもしれません。
でも、無理をせず、「助けてもらう」「体をいたわる」ことも大切な選択です。
鍼灸は、そんな妊婦さんにやさしく寄り添うケアです。
「つらいけど、少し楽になった」
「気持ちも落ち着いた」
そんな声をたくさんいただいています。
どうか、あなたが少しでも安心して妊娠期を過ごせるように...
鍼灸をとおしてお手伝いします。