「夜中に足がつる」…こむら返りはなぜ起こる?
- 凛鍼灸院
- 7 日前
- 読了時間: 4分
夜中、突然ふくらはぎが「ギュー!」となって目が覚めた。そんなこむら返りを経験したことはありませんか?
実はこむら返りは、単なる疲れだけでなく、
筋肉のセンサーの誤作動や、血流不足・ミネラル不足などが関係して起こると考えられています。
今回は、テレビで紹介されていた内容も参考にしながら、「足がつるとき、筋肉の中で何が起こっているのか?」わかりやすく整理してみます。
☆こむら返りとは?
→筋肉が異常に収縮し続けてしまう状態
特に多いのが、ふくらはぎ(腓腹筋)。
筋肉が「縮もう!縮もう!」と暴走してしまい、強い痛みを伴います。
☆筋肉には‟センサー”がある
筋肉には、自分の状態を感知するためのセンサーがあります。
①筋紡錘(きんぼうすい)
筋肉の中にあり、「筋肉がどのくらい伸びているか」を感じ取るセンサー。
②腱紡錘(けんぼうすい)
秋エス県と筋肉の境目付近にあり、「筋肉が縮みすぎていないか」監視するセンサー。
特に、こむら返りで重要なのがこの腱紡錘。
本来は、「これ以上縮むと危険!」→「筋肉をゆるめなさい」というブレーキ役をしています。
☆足がつるとき、何が起こっている?
通常なら、筋肉が縮み過ぎる前に腱紡錘が働き、筋肉を緩めます。
しかし、
・冷え
・疲労
・水分不足
・ミネラル不足
・血行不良
などが重なると、このセンサーがうまく働かなくなります。
すると、
「縮み続ける」という誤作動が起こり、こむら返りにつながるのです。
☆夜中に足がつりやすい理由
夜中に突然つる方は多いですよね。
その理由として考えられるのは、
①寝ている姿勢
仰向けでずっと寝ると、つま先が下に向きやすくなります。すると、ふくらはぎ(腓腹筋)は軽く縮んだ状態になります。ふつうは腱紡錘は脊髄に筋肉を伸ばせと指令を出しますが、寝ているときは、腱紡錘も働かないため足がつるという状態を引きおこします。
さらに、
・冷房
・冬の寒さ
・冷え
これらが加わると、さらに筋肉がこわばり悪循環となります。
②寝ているときの脱水
人は寝ている間に500~600mlの汗をかくとも言われています。水分が少なくなると血行不良となります。血液は、水分とミネラル(マグネシウム・カリウム・カルシウム)を運ぶ役割があります。
・水分不足
・血流不足
・ミネラル不足
これらが重なることで、筋肉に栄養が行きわたらず筋肉疲労が起きて、足がつりやすくなります。
☆運動中にも足がつるのはなぜ?
スポーツ中にも足がつることがありますよね。
これは、
・筋肉への強い負担
・発汗
・ミネラル喪失
・疲労
これらによって、筋肉のセンサー機能が乱れやすくなるためです。
特に、暑いときは、
・水分
・電解質(ミネラル)
をしっかり補うことが大切です。
☆予防のポイント
・寝る前にコップ1杯の水を飲む(季節を問わずお勧めです)
・冷やしすぎない(冷房に用足の冷えにも注意)
・ふくらはぎのストレッチ(寝る前にアキレス腱を伸ばすだけでも◎)
・ミネラルを意識する(階層・豆類・ナッツ類・野菜なども大切)
・疲労をため込まない(筋肉疲労が続かないよう気をつける)
☆東洋医学では「血不足」「冷え」も関係
東洋医学では、こむら返りは
・「血(けつ)」不足
・冷え
・気血の巡りの悪さ
と関係すると考えます。
特に
・疲れているとき
・妊娠中
・更年期
・冷えやすい方
は起こりやすい傾向があります。
鍼灸では、
・血流改善
・筋緊張の緩和
・自律神経の調整
・冷えの改善
これらを通して、「つりにくい身体づくり」を目指していきます。
☆最後に
こむら返りは、単なる「足の疲れ」ではなく、「筋肉・神経・血流・水分・ミネラル」が複雑に関係して起こっています。
「最近よく足がつる」
「夜中に何度も起きてしまう」
「冷えや疲れも気になる」
そんな方は、身体からのサインかもしれません。
無理せず、身体を整えるケアも大切にしてくださいね。
藤沢市 女性専門
凛鍼灸院では、冷えや血流・自律神経のバランスにも着目しながら、身体全体を整える施術を行っています。




